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2026.08.25
【透析室からのコラム⑤】 災害避難訓練について
「もしも」のために、「いつも」を守る準備を

こんにちは。臨床工学技士副主任のKです。
今回は、7月7日に実施した災害訓練について、皆さまにご紹介したいと思います。
透析治療は、患者さまにとって生活の一部であり、日々を安心して過ごすために欠かせない大切な治療です。私たちは、患者さまがいつもどおり安心して治療を受けられる環境を守ることを何よりも大切にしています。
しかし、日本は地震や台風、集中豪雨など自然災害の多い国です。災害はいつ発生するか予測することができません。だからこそ当院では、「もしも」の時にも患者さまの安全を守ることができるよう、日頃からさまざまな備えを行っています。
先日実施した訓練では、患者さまへの声掛けや安全確認、透析終了までの対応、避難誘導までの一連の流れを確認しました。また、停電時を想定した非常用電源設備の確認も行い、災害時に必要となる設備が適切に使用できることを改めて確認しました。

実際に訓練を行ってみると、事前に想定していた流れとは異なる場面もありました。机上で手順を確認するだけでは気付けない課題を見つけることができたことは、大きな収穫でした。訓練は「予定どおりに進めること」が目的ではなく、課題を見つけ、より安全な対応につなげることに大きな意味があります。
また、当院には経験年数の異なるスタッフが勤務しています。災害時には経験の長さに関係なく、誰もが同じ判断基準で行動し、患者さまの安全を最優先に考えることが重要です。今回の訓練では、それぞれの役割や対応方法を改めて確認し、災害時の対応方針をスタッフ全員で共有することができました。こうした積み重ねが、いざという時に落ち着いた行動につながると考えています。
さらに、患者さまにも安心していただけるよう、災害時の対応をまとめたマニュアルを配布する予定です。万が一の際にどのような対応を行うのかを知っていただくことで、不安を少しでも軽減し、スタッフと患者さまが一緒に災害へ備えられる環境づくりを進めていきたいと考えています。
災害は起こらないことが一番ですが、備えがあることで、万が一の際の安心につながります。当院ではこれからも定期的な訓練や設備の確認を継続し、「このクリニックなら安心して通える」と感じていただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。
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